「衣・食・住」日々の生活の中で、私の好きなもの事をご紹介しています。
時には身勝手な自慢話、時には耳より情報、時にはつまらぬウンチク話・・・
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◆ ル・ショコラ・ドゥ・アッシュの《黒トリフ》 / 2004年 2月

14日はバレンタインデー。洋菓子界はチョコレート一色ですね。
皆さんは、手作り派でしょうか? ブランド派でしょうか? ブランド派の方々は今年、何処のどんなチョコレートを準備なさいましたか? この時期、各デパートの地下には、普段は出店していない様々な有名店が軒を並べてくれるので、何だか嬉しくなります。

チョコレートの好みも時代と共に、また、自身の年齢と共に変遷し、「だんだんと、贅沢になるものだなぁ・・・」と、感心しています。そこで、『贅沢の極み』とも思えるチョコレートのご紹介です。これは、“お気に入り”と呼ぶより“タマゲタ”と、言うべきですね。

昨年、春にオープンした六本木ヒルズ。その中にある《 LE CHOCOLAT DE  H 》というチョコレートショップ。かの《 Mont St. Clair 》のオーナー・パティシエ 辻口博啓さんが開かれたショコラ専門店です。噂の『チョコレート・ドリンク』を一度、いただいてみたい!と、思いながら1時間待ちはザラだという行列に、挫折してばかりです。

・・・そんな愚痴をこぼしていたら、昨年暮れの東京教室の折、生徒さんであるNさんが、「先生達は、忙しくてなかなか行けない。と言ってらしたから・・・」と、差し入れして下さったのがこの《黒トリフ》です。店内のサロンでは、塩やワインと一緒に楽しむことを提案されているそうです。何はともあれ、とにかく、お口へ・・・ 「んっ?何?この香り? ああ、トリフだぁ〜。本当にトリフが入ってるんだぁ〜」確かに、今まで食べた事のないインパクトの強いチョコレートでした。

因みに、お値段は・・・宝石箱のようなこの箱にたった1粒、大事に納められて1,000円だそうです。多分、自分の為には買わない!買えない!と思います。。。
Nさん、高価なものを、本当にありがとうございました