「衣・食・住」日々の生活の中で、私の好きなもの事をご紹介しています。
時には身勝手な自慢話、時には耳より情報、時にはつまらぬウンチク話・・・
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◆ 丸山農場の葡萄 / 2005年 9月

今年の暑さは格別でしたね。。。お蔭様で私は「夏バテ」もせず、元気に9月を迎えました。

この時季、心待ちにしているものがあります。
山梨の《丸山農場》さんからお届け下さる《葡萄》です。Iさん、今年もありがとうございます!!

Iさんは、お茶の大先輩であり、私の料理教室の生徒さんでもあり、常に私を応援して下さる有難い方です。かつて、三宮の日本料理「しげ松」さんの料理教室でご一緒したことがお出逢いのきっかけですが、今や、随分と親しくお付き合いをさせて頂いています。

Iさんは、自他共に認める「食通」で、Iさんに教えて頂いた「美味しい物」は数知れず・・・。この《丸山農場さんの葡萄》も、そんな中の一つです。

箱を開けた瞬間、「わぁ、きれい!」と、思わずと叫んでしまいました。街のスーパーでは、見たことも聞いたこともない名前の葡萄たちが、甘い香りを漂わせています。宝石のような?南仏の香り?日本のものでは無いような?何やら、ワクワクする感じ… です。

もしも最期の晩餐は?と問われたら、「くだものとトマト」と断言するほどに…、また日々の“おかず”よりも“くだもの”多く買い込み、家族に呆れられるほどに『くだもの好き』の母に育てられた私達、「これは?これは?」と、ついつい味比べの手が伸びます。甘みや酸味、香りは勿論、果肉の固さや皮の厚みや固さにも、こんなにまで違いがあるのか!と、納得させられます。

ご覧いただけますか。 各々の葡萄の房に細い紙テープが巻かれ、そこには、名前や品種、味の特徴や食べ方などが記載されています。また、添えられているお便りがとても丁寧で、本当に「愛情をかけ、自信を持って育てました!」という気持ちが充分に伝わってきます。“お商売”というのは、こう有らねば…と、その真心と誠意をお手本にしなければ…と、毎年思います。

写真・上が《秋の葡萄》。写真・横が《夏の葡萄》です。