「衣・食・住」日々の生活の中で、私の好きなもの事をご紹介しています。

時には身勝手な自慢話、時には耳より情報、時にはつまらぬウンチク話・・・

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◆  Savon de Tawaraya / 2009年 9月

 

お盆を過ぎた頃から朝夕にわかに秋めいた風が吹くようになりました。 関西では梅雨明けも8月に入ってからでしたし、暑かったのに… 夏らしい日の少ない不思議な夏でした。

いよいよ秋ですね。 西欧化している今の日本人には当てはまらないかも知れませんが、秋という季節は、元来、日本人が最も好む季節だそうですよ。 月を愛で、虫の音に耳を傾け、御酒を頂く… 確かに日本人の感性にはピッタリの季節なのかも知れませんね。 そんな秋の夜長… 以前にも書きましたが、私の楽しみの一つは「お風呂」でのリラックスタイムです!  

「お風呂」といえば石鹸です。 今は肌の為に天然成分のあるボディシャンプーを使っていますが(笑)、以前に好んで使っていた俵屋さんの石鹸「Savon de Tawaraya」を頂きました。 ものすごく懐かしくて… 「わぁ〜 嬉しい!」と早速、このページに! その昔から京都好きの生徒さん達、何人もの方からお土産として頂く機会も多くありました。 京都通には馴染みの深いあまりにも有名な石鹸ではないでしょうか…(笑)。

            

ご存知の方も多いこの石鹸、実際に俵屋旅館さんで使われているオリジナル石鹸です。 香りの文化を守りたいという奥様の思いから、200余の天然香料をブレンドして花王石鹸と共同で2年がかりで完成させたというものです。 私が俵屋さんにお茶のお稽古(従業員の方々の)に伺っていた時にお聞きした話では、お客様が使い残して行かれた捨ててしまう石鹸を見て「勿体ない」と、やはり奥様がこの大きさ(5p角の小ぶりなもの)を提案されたとか…。 もちろんパッケージデザインも奥様、外箱のロゴは亡きご主人アーネスト氏によるものです。 裏面には可愛い花王のマークも!

実は「香りがきつ過ぎる」と家族には評判は良くありませんでした。(苦笑) 十人十色… 香りの好みも様々です。 和の香りの好きな私は、この石鹸の謳いでもある“湯上がりの残り香”が素晴らしいと思うのですが、如何でしょう…。 但し、洗顔には向きません。 あくまでボディ・ソープ!です。 今年の秋は「ゆっくり&ゆったり」 久方ぶりの「香り」を楽しみながら優雅な気分でバスタイムを過ごしたいと思います。