「衣・食・住」日々の生活の中で、私の好きなもの事をご紹介しています。
時には身勝手な自慢話、時には耳より情報、時にはつまらぬウンチク話・・・
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◆  月の《のれん》 / 2008年 9月

 

我が家にはほぼ毎月、月替わりでかける《のれん》があります。 かつては教室と厨房の仕切りに、以前の教室では洗面所と脱衣場の仕切りに使っていました。 そして現在の教室ではユニットバスの目隠しに使っています。 手前にある洗面所は生徒さん達の手洗い場所として使用して、奥のバスタブには蓋が無かった為、ピッタリサイズの丈夫な蓋を特注し、その上にラックを組んで調理器具置き場として使用しているのです。 鍋や道具が丸見えになる事を避け、また水が跳ねないよう《のれん》でカバーしているのです。

お蔭さまで、生徒さんたちにはいつも好評です。 同じ時期に同じものしか 見れないのですが(笑)、「ああ、またこの《のれん》の季節が巡ってきた」と感じて頂けるのだそうです。 1月は「宝船」 2月は「梅」 3、4月は「桜」 5月は「あざみ」 6月は「紫陽花」 7、8月は「朝顔」 9月〜10月の半ばまでは「月」 10月の後半から11月は「もみじ」 12月は「クリスマス キャロル」です。 

それぞれに「お気に入り」の《のれん》たちですが、特に今月は渋いです。。。 「悠 中川さん」のものですが、一目惚れして飛びついて買ってしまった一枚です。 (笑)

「宝船」と「桜」以外はすべて麻素材ですが、この「月」と「もみじ」は地色が染められています。 「月」は夜空をイメージする深いグレーで、「もみじ」は紅葉を連想させる柿渋のような色です。 なのでこの二枚はかけた時に若干暗くなるのが難点でしょうか…。 「朝顔」から「月」に掛け替える時 「ああ、夏が終わった…」と、毎年、何故か淋しさを覚えます。。。