「衣・食・住」日々の生活の中で、私の好きなもの事をご紹介しています。
◆ ひんぎゃの塩 / 2008年 10月
教室で使用している調味料について 生徒さん達からご質問を受ける機会は多いです。 当然といえば当然で… 使う調味料によってお味は変わります。 一応使用するメーカーは決めてはいますが、実はあまり深くこだわりません。 お陰様で皆様から様々なメーカーやブランド、あるいは珍しい調味料を頂く機会も多く(笑) ともかく頂いたものを片っ端から… 色々… 使う事になるからです。(笑)
数年前まではお気に入りに「塩」がありました。 「じゅん塩」と言って日本の方がセブ島で作っていた天然天日干しの「塩」です。。。 後味に甘ささえ感じる非常にまろやかな美味しい「塩」でした。 が、採算が取れず廃業されたと聞いています。 残念に思いながら色々な「塩」を使ってみました。 今、気に入って日頃から使用しているのは「ひんぎゃの塩」という、なんと東京都青ヶ島のお塩です。 東京の塩?ととても驚いたのですが、青ヶ島は伊豆諸島最南端の有人島。 黒潮を汲みあげ、二重式火山の内輪山から噴き出す地熱蒸気を利用して作られる「塩」だそうです。 鍋で煮込むのではなく火山の地熱を利用して結晶化せているのが特徴だとか・・・。 名前である「ひんぎゃ」とは島の言葉で、その蒸気の噴き出す噴気孔を意味するそうです。 以前の「じゅん塩」よりは塩の味がしっかりしていますが、つまり塩辛さが少々きついのですが、まろやかで美味しいお塩だと思います。 このお塩を教えて下さったのは、もちろん東京教室の生徒さんなのですが、その方がお作りになられる「梅干し」が天下一品! 今までに頂いた「梅干し」の中で一番美味しいものでした。 皆さまからこうして美味しいものを教えて頂く機会に恵まれ、本当に有難いことと感謝しています。
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