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はじめまして。。。 そして懲りずにこのページを覗いて下さっている皆様、こんにちは。 神戸の中でも最もお洒落なエリアである“旧居留地”に、教室を移転しました。 新たな場所で、新たな気持ちで、たくさんの方々との素敵な出逢いを楽しみに致しております。 2006年 2月 吉日
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「料理のこと」 私が初めて台所で何かを作ったのは、いつのことでしょうか・・・
私たちが幼い頃、母は大きな手術を二回も受け、ずっと松葉杖の生活でした。長女である私は、「お使い」から「お買い物」へ、「お手伝い」から「私がやる」へと、やむなく母の手助けをしたように記憶しています。 娘の作るものを「お母さんより、美味しい!」と誉める父の言葉におどらされて(?)料理が好きになったように思います。失礼ながら母は本当に料理下手!(但し、“天ぷら”だけはプロ並みに上手いのですが・・・) そして、その原因は当然、両祖母の優しさ?過保護?にあるのです。 今では想像もつきませんが、母は子供の頃から実に体が弱く、新婚家庭へ祖母が食事の支度にやって来る程の“超スーパー箱入り娘” また、父方の祖母の作った夕食を貰って帰るという“恵まれたお嫁さん”だったようです。そんな母への反面教師ですね。知らず知らずのうちに自分で作ることを覚え、その楽しみや喜びを知ったのだと思います。 ただ、今、母に感謝する事は、どんなに不味くとも「手作り」のものを食べさせてくれた事です。インスタントのものや出来合いのものが食卓の並ぶ事は決してありませんでした。
「お茶のこと」 中学時代、父に連れられて宗家を訪ね、そこでキビキビと美しい働きをしている若いお姉さん達(つまり、学園の先輩方)に出逢い、私もあんな風にお茶のできる人になりたい・・・と、単純な憧れから裏千家学園への進路を決めました。
日常生活においても、挨拶は当然のこと、着物の着方、掃除の仕方、電話の取次ぎから布巾の干し方まで・・・ また、学校ではあらゆる“お当番”を通じて先輩から後輩へと様々な物事が受け継がれてゆきます。 実に秩序正しく合理的に、物事への準備や段取りの組み方を身につける事が出来たのも学園生活のお陰と自負しています。母は「反面、贅沢も身につけて来た!」と、嘆いておりますが・・・
「和菓子のこと」
仕方なく、学生時代の製菓実習ノートを持ち出し、書店で和菓子の本を買い求めて、自分の手でお稽古のお菓子を作り始めたのが、和菓子作りのきっかけです。
「教室のこと」 私が教室『さろん閑遊』を開くに至ったプロセスには、恩師、松島桂子先生とのお出逢いを無くしては語れません。今から18年前です。お料理が好き、お菓子が好き、食べる事が好き、作る事が好き、人が好き・・・先生はそんな私に、伝える事の楽しさや喜び、あるいは難しさを、教えて下さいました。 そしてそれらを共に味わい学ぶことのできる「教室」という場所を持つことへの道を、大きく背中を押して・・その第一歩を踏み出させて下さいました。先生との出逢いがなければ今の私は存在していません。
今、教室の折にテーブルに花を生けながら、父に学んだ基礎があるから・・・と、感謝しつつ、アレンジメントでもなく、流儀花でもない自分勝手な生け花を楽しんでいます。 裏千家学園卒業後、父と二人三脚でやってきた『茶華道教室』ですが、一人になって・・・ 父の存在の大きさを噛み締めている私を、今度はまた妹が助けてくれています。 |