「衣・食・住」日々の生活の中で、私の好きなもの事をご紹介しています。
◆ インペリアル トルテ / 2009年 2月
デパートはバレンタイン一色ですね。 従来は女性から男性へ…でした。 ここ何年も「ご褒美チョコ」として自分の為に高級チョコレートを購入する女性が増え、今年は「逆チョコ」 つまり男性から女性へのプレゼントチョコが流行っているそうですね。 もっとも、その方が納得できます。 チョコレートをもらって喜ぶのは、やはり男性より女性でしょうから・・・(笑) 実は私はチョコレートを好んでは食べません。 苦手というほどの事もないのですが… 私が幼い頃、母が「虫歯になるから」とチョコレートを食べさせなかったのです。(苦笑) これには更に裏話があり… 母が幼かりし大昔、たまたまチョコレートを持って乗船して“ひどい船酔い”をした母は、それ以来チョコレートが大嫌い! 臭いだけでもダメなのです! なので私達にチョコレートを食べさせなかったのです。 (笑) 多分その影響でしょう。 今でも自分から好んでチョコレートのもの(例えばケーキでも)を、食べようとはしません。 今や世界中の高級チョコレートが日本に集まっているようですが、私が好んで頂くのは「メゾン・ド・ショコラ」と「ペニンシュラのトリュフ=しかもミルク」だけです。 (笑) もちろん、お味見はしますが…ほとんどは、チョコレート大好き♪の妹が、たいらげる事が多いです。
1873年、新宮殿の完成祝賀会のデザートに用意されたたくさんの華やかなトルテの中に、この風変りなトルテ! 実はコック見習いが、忍び込んで皇帝の為に心を込めて焼き上げたものでした。 皇帝フランツ・ヨーゼフはこれを選び一切れを口にし、さらにもう一口! 「誠に美味しい結構なトルテである」と…、高名なシェフたちを驚かせる事になったそうです。 以来「インペリアル トルテ」と名付けられ、現在もウィーン・インペリアルホテルでのみ味わえる名物トルテとなっているのだそうです。 〜添えられた解説から〜 私は、ショコラティエの作る“純粋なチョコレート”は苦手ですが、こうしたチョコレートの美味しさを十分に引き出した“チョコレート菓子”は大好きです。 つまり板チョコは苦手でチョコレートクッキーは大好き といったところですね。(笑) 当然、冷蔵保存ですが頂く分だけを皿に取り、そのまま常温に戻してしっとり柔らかくなってから食べるのがベストです! 富起屋さんが年末用のギフトとして行っている「世界のこだわりの逸品」の一つです。 本店のみの取り扱いですが、残念ながらバレンタインの季節には販売はそろそろ終了している事と思います。
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